GoogleとFacebook 人工知能関連の技術で連携

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GoogleとFacebookは、互いの人工知能技術の向上のため、機能を連携させるなど、協力体制を取っていくという。

両社は、Facebookのオープンソース機械学習フレームワークであるPyTorchと、Googleの機械学習用カスタムコンピューターチップであるTPU(テンソル・プロセッシング・ユニット)を連携させるため、不特定数のエンジニアが共同作業をしていることを明らかにした。このコラボレーションは、テクノロジー企業のライバル同士がジョイントテックプロジェクトにおいて提携するという珍しい事例となる。

Google Cloudプロダクトマネージメントディレクターの Rajen Shethは、「本日、GoogleのTPUチームのエンジニアが、PyTorchとCloud TPUを連携させるため、コアPyTorchの開発者と共同作業していることを発表できるのを嬉しく思います 」とブログで明らかにした。同記事には、「長期的なゴールは、皆さんがCloud TPUの性能や拡張性、費用効果を享受しながら、PyTorchのシンプルさと柔軟さをエンジョイできるようになることです」とも記されている。

Facebookの人工知能プロダクトマネージャー Joseph Spisakは、別のブログ記事で「GoogleのCloud TPUチームのエンジニアは、当社のPyTorchチームと提携し、このカスタムハードウェア上でPyTorch 1.0モデルをサポートできるよう作業しています」とも記している。

Googleは、2016年の年次開発者会議において、TPUを初披露。企業や研究者が機械学習ソフトウェアプロジェクトをより効率的に行うための手段として売り込んだ。GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)を開発・販売するNvidiaなど、カスタマーに向けて個別にチップを提供するのではなく、自社のクラウドコンピューティングビジネスを介してTPUへのアクセスを販売するという。