米国アマゾンの物流センター 画像認識AIを活用

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米国アマゾンの物流センターは、画像認識AIを活用し、箱詰め作業のチェック体制を効率化していることを明らかにした。取材を行った米メディアCNNによると、同チェックシステムに関するアマゾンの取材許可は、今回初めて下りたという。

アマゾンの物流センターでは、多くのロボットが働いている。指示を受けると、ロボットは商品が複数入った収納ボックスの下に滑り込み、それを持ち上げて、ボックスから商品を取り出す従業員の作業場に向かう。従業員が収納ボックスから必要な商品を取り出すと、ロボットは収納ボックスを待機エリアに運ぶ。列に沿って商品を撮影すると、コンピュータ画像認識ソフトウェアが画像を解析する。もし異変があれば、ロボットは収納ボックスを検査エリアに運ぶ。そこでは人間が中身をチェックして、必要な検品作業を行うという。

従業員が黄色いプラスチックの箱に注文された商品を詰め込むと、ベルトコンベアに載って倉庫を突っ切り、従業員達が注文品をまとめるもう一つの作業場にたどり着く。梱包が済めば、注文品はほかのベルトコンベアに載って、梱包に宛先ラベルを貼り付けるロボットアームを通過する。そこでAIは次に何をすべきかを決めるという。

「発送センターにつながるドアはどれか?どのトラックが出発しようとしているのか?を判断するのです」とアマゾンのロボティック担当副社長、ブラッド・ポーターは述べている。アルゴリズムは、荷物がどこに向かっているのか、ほかのどの注文品が同じ地域に向かっていて、どのくらい急ぎであて先に着く必要があるかを考慮するという。人工知能は、どんなに小さな注文でも、それぞれにとって一番効率の良い経路を選択する。

米国アマゾンは、すでに自社での貨物配送を開始している。人工知能は、天気情報、渋滞パターン、その他アマゾンが保有するデータを活用して、運転手が通る最適なルートを作成し、より正確な配達時間を見積もることができるという。