「中国版Google」百度(Baidu)中国企業初のPAI加入へ

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中国インターネット最大手企業・「百度(バイドゥ)」が、「Pertner on A.I.(PAI)」に中国企業として初めて加盟することが2018年10月16日に発表された。「PAI」は2016年にApple、Facebook、Amazon、IBM、Microsoft、Googleの6社がアメリカ合衆国にて創設したNPO。AIが世界に影響を及ぼす可能性について協議し、将来的な安全性について考えることを目的に設立された。

CNBCによると、百度社のYa-Qin Zhang氏は、「PAI」への加入は「グローバルな議論に参加することへの重要性を認識した上でのこと」だとし、今後百度がAIを開発する上で、高い安全性・公平性を担保したいと述べているという。現在、百度が開発するAI製品は3つ。「Apollo」は中国最大のオープンソース型自立駆動プラットフォーム、「DuerOS」は音声対応のデジタルアシスタント、そして「Baidu ABC」はビジネス向けのスマートクラウドだ。

また中国・AIテクノロジーメディアSynced Globalによると、今回の百度加入に際し、PAIのエグゼクティブディレクターであるTerah Lyons氏は「本当のグローバルパートナーシップを構築するためには、(百度の加入は)重要なステップである」と語ったという。百度のPAI参加は、米中貿易の軋轢を抑えたい中国側がAI分野での協力姿勢を示すための動きだと見られている。