Google AIでインドの洪水を予測

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Googleは、洪水被害を食い止めるためにインドのCWC(central water commission)と協力し、洪水を予測するAI開発に取り組んでいることを明らかにした。洪水に関する情報ができるだけ早く多くの人に伝わるよう、Googleマップを活用しているという。世界各地で洪水による被害が数多く出ている中で、特にインドでは死亡者が非常に多い。

全世界で毎年2億5000万の人が洪水の被害を受けており、洪水による死亡事例の20%がインドで発生している。Googleによると、インドでは洪水予測システムは非常に限られたエリアにしか対応しておらず、インド全土に正確な情報を素早く伝えることは困難だという。GoogleのAIは、過去の洪水情報、河川水位、地形、そして一部の地域の標高を利用して、数百から数千のシミュレーションを行う。ここから洪水を予測して、GoogleマップやGoogleサーチを通してGoogle災害情報が公開される。

米メディアvergeによると、Googleの災害情報は、洪水警報だけではなく、アメリカ、日本、ブラジルを含む数十ヶ国の各政府が発令するハリケーンや地震の速報にも対応しており、GoogleマップやGoogleサーチを通して情報提供している。また、Googleだけではなく、MicrosoftやIBMも、このような自然災害に対応するため、AIの実用化に向けてトライアルを実施している。データを分析し、今までに見過ごされてきた関連性を見つけ、予測を立てることは、AIが非常に得意とする分野なので、自然災害においてもAIへの期待は大きい。