Facebook AIで投稿から将来のうつ病発症予測

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ペンシルベニア大学の研究チームは、Facebookに投稿された文章を解析することで、将来のうつ病診断を予測できるという研究結果を明らかにした。彼らが開発したアルゴリズムは、臨床で医師が日常的に使用するスクリーニング手法と同等の正確さで予測しており、メンタルヘルス分野におけるソーシャルメディアの新しい活用が期待される。

米NBCニュースが16日報じたところによると、チームは研究対象者683人のカルテ記録を参照し、うつ病診断を過去に受けていた114人のFacebookへの投稿内容について検証を行った。診断前6ヶ月に遡って得られたワード群から、正確な診断予測を可能とするアルゴリズムを導いたとのこと。同等の先行研究には、TwitterやInstagramを用いたものあり、ソーシャルメディアのうつ病予防への活用は加速している。

うつ病とそれに関連する自殺の増加は、アメリカにおいても社会問題となっており、有効な予防策の確立が急がれている。ScienceDailyは、研究者らのコメントとして、「Facebookへの投稿内容がうつ病を診断し、モニターするツールとして重要となる可能性がある。カルテ記録の一つとしてさえ利用できるかもしれない」と報じている。