Google AI イルカの個体調査に活用 生物研究に革新

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Googleは、AI「Cloud AutoML」を使用し、野生のイルカの生態調査を行なった。これは、ジョージタウン大学のJanet Mann教授との共同調査によるもので、チェサピーク湾と米国中部大西洋沿岸に生息するイルカを研究する際に「Cloud AutoML」が使用されれたという。

米・海洋系メディアdeeperblueは、次のように報じている。GoogleとMann教授は、オーストラリアのシャークベイに生息する1,000匹以上のイルカについて、写真のみで個体特定を行なった。その実験において、「Cloud AutoML」は、大量のイルカの写真の中から同一個体を数秒でマッチングさせることに成功したという。

Mann教授いわく、「自然選択の中で生まれる変異について、GoogleのAIを使用すると、効果的に追跡することができる」という。これまで追跡しきることが難しかった個体調査を容易に行えることで、一生物種の進化・変化の差異が細かい部分まで捉えられるようになる。ジョージタウン大学がYoutubeに公開した映像によると、Mann教授は「写真で簡単に動物を追跡できるようになることで、生物保護も促進されることを期待したい」と語っている。