Microsoft AIによる網膜検査で慢性疾患を診断

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Microsoftは、網膜検査によって糖尿病や高血圧、動脈硬化などの慢性疾患を早期にスクリーニングするシステムを開発した。本システムは、中国のスタートアップ企業であるAirdoc社と共同開発したもの。1秒未満と超短時間の眼底検査によって全身疾患の予兆を捉えることができるため、日常診療や健康診断におけるルーチンに取り込まれる可能性もある。

Microsoft Newsが報じたところによると、全自動測定によって得られた高精細な網膜画像は、撮影後すぐにクラウド上に送られ、AIによる解析を受けた後、診断結果として受診者のスマートフォンに転送される。現在は30の慢性疾患をスクリーニングすることができるが、機械学習を進めることで200疾患を超えることが予想されている。

欧州テクノロジーメディアCBRは、AIによる血液検査分析によって多くの疾患群を同定できるシステムをMicrosoftが開発したことも1月に報じている。同メディアによる、Microsoft AI and Researchのピーター・リー副社長へのインタビューでは、診断プロセスへのAI活用を積極的に進める意思を明らかにしており、診断精度の改善と、非侵襲的診断技術による医療水準の大幅な向上が期待される。