IBM 新しい香水を作るAI開発

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IBMは、独化学品メーカーのシムライズと共同で、原材料や匂いデータを学習し、新しい香水をデザインするAIを開発した。シムライズは、既にブラジル第二のビューティストアである「O Boticário」にAIが開発した2種類の香水を販売しており、この香水は来年から販売される。

IBM公式ブログによると、「ピリュラ」と呼ばれるこのAIは、既に存在する1700万種類の匂いのレシピを学習し、消費者の年齢や地図上の分布といったほかのデータセットと比較する。そして原材料の新しい組み合わせから、特定の層の消費者をターゲットにした香水のレシピをデザインすることができるという。

米ウェブメディアVoxによると、シムライズのエグゼクティブであるアキム・ダウブ氏は、AIを活用した新製品の開発により、市場で取り損なっていた消費者層の開拓を期待しているという。ピリュラの開発チームの一員であるIBMのリチャード・グッドウィン氏によれば、今回開発された2種類の香水は、「特定の成分を強調し、持続性を高める」ため、熟練の製造者が最終的に手を加えた製品であるという。