Microsoft 米軍にAI技術の提供を決定

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Microsoftは、AIの軍事利用を計画する米軍に対して、AI技術を提供する計画を発表した。中国政府が自国軍にAI技術を導入したことを受けての動きだと見られる。今回のMicrosoftと対照的な動きを見せるGoogleなどのIT企業もあるが、Microsoftは今後も積極的にAIの軍事利用に協力する姿勢だ。

10月26日、米紙The New York Timesは、Microsoftが米軍の軍事情報機関の防衛強化を目的として、防衛に必要なAI技術を含めた先進テクノロジーを売却することを報じた。以前からシリコンバレーでは、Microsoftのような企業がAI技術を軍に提供することについて論争が起きているという。今回の動きは、中国政府の自国軍に対するAI技術の大幅導入を受けてのことだと見られている。

今回のMicrosoftと対照的な動きを見せるのがGoogleだ。米ニュースメディアBusiness Insiderによると、同社は武器に使用するためのAI技術を政府に提供しないということを宣言しており、米軍に無人機の映像を分析した映像を提供した際には、従業員が辞任する事態に発展したという。「Microsoftは米国で生まれ、米国に本社を置き、米国で長きにわたってメリットを享受してきた。」Microsoftは今回の発表の中でこのように語っている。今後もMicrosoftが米軍にAI技術を積極的に提供することの宣言だと受け取ることもできる。