Googleが人道的・環境的なAIプロジェクトに28億円の支援

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Googleは、AIを使った人道的・環境的なプロジェクトに対して2500万ドルの支援を行うと発表した。その背景には、米軍に無人機の映像分析を提供し、反発を受けたことなどがある。Googleは、支援対象プロジェクトの例として、鯨と船が衝突しないためのAI開発などを挙げた。すでに支援対象を募集しており、来年の春に受賞者を発表する予定だ。

Googleは、災害や環境問題などを解決する目的の人道的・環境的なプロジェクトに対して、2500万ドル(日本円で約28億円)を支援するプロジェクト「AI for Social Good」を発表した。米・ITメディアCNETによると、これは米軍への無人機映像分析の提供などにより、世間や会社内部から激しい批判にさらされたことを受けての動きだと見られている。ちなみに無人機映像の分析は行われないとしている。

「人道的なプロジェクト」の例として、Googleが行っているザトウクジラのプロジェクト「AI for Social Good」が挙げられている。英・通信社REUTERSによると、船舶の航行において、従来は人間の力で鯨の声を聞き取り、衝突を避けなければならなかった。しかしAIを使うことで、鯨の位置データが認識できるようになると、人の負担は軽減され、鯨への被害を防ぐことが可能になる。「AI for Social Good」はすでに募集が開始されており、2019年春に受賞者が発表されるという。