Facebook 自社AI技術搭載のツールを一般ユーザーに公開

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Facebookは、一般ユーザー向けに、自社AI技術を搭載したコーディングツール「ホライゾン(Horizon)」を公開した。ホライゾンの技術的背景には、強化学習と呼ばれる人工知能技術の活用がある。ユーザーは、これを用いながら試行錯誤することで、より効率的にソフトウェアを開発することが可能となる。

ホライゾンの開発を主導するFacebookのジェイソン・ガウシ氏は、「このツールは一般的なラップトップのマシンでも使用可能であり、一般の愛好家や学生でも開発に使用できる」と米Fortuneオンライン版で述べている。一般ユーザーは、FacebookのGitHubレポジトリから一連のコードをクローンすることで、手軽にホライゾンを開発環境に組み込むことができる。

米engadgetによると、今回のオープソース化の狙いは、Facebookが強化学習技術を今後どう応用するか、探索することにあるという。強化学習は、これまで主にロボティクスやゲームの分野に用いられてきた。現状でFacebookは、ユーザーがどの通知に最もよく反応するかを自社のコンピュータに理解させるためにホライゾンを使用している。しかしそれだけではなく、ホライゾンはより膨大な量のデータを扱うシステムにも応用できると考えられており、一般ユーザーに公開することで新機軸を見つける狙いがあると推測される。