Google 深層学習アルゴリズムの発展が新たなコンピュータの登場につながると発表

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Googleは、米カリフォルニアで開かれたシンポジウムで、深層学習アルゴリズムの爆発的な発展は、ムーアの法則の破綻と同時に起こり、先駆的なコンピュータの登場を促すだろうと発表した。Googleは、自社で開発している深層学習アルゴリズムの複雑化に対応するため、2017年に新たに機械学習用のチップ「テンサープロセッシングユニット(TPU)」を開発している。

Globenewswireによると、Googleのソフトウェアエンジニアのクリフ・ヤング氏は、先月31日の Linley Group Fall Processor Conference に登壇した。同氏はプレゼンテーション内で、現在、最も普及した半導体チップであるCMOSの進歩が止まりつつある中、深層学習に代表される機械学習の発展により、計算性能への要求はますます高まりつつある現状について触れた。

米ウェブメディアZDnetによると、プレプリントサーバーであるarXivに掲載される機械学習に関する論文は、18ヶ月ごとに倍増し、Google内部のAIに特化したイベントも同じく18ヶ月ごとに倍増しているという。今後の機械学習システムの大規模化による要求性能の上昇には、従来のGPUでは対応できないと考えられており、Googleでは今後もTPUの大規模化を続けていくと見込まれる。