Google 余震予測のAIを開発 3万回以上の予測に成功

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Googleは、AIの機械学習システムを活用し、余震発生位置の予測精度を大幅に向上させた。余震は救助活動をする上で復旧作業を著しく阻害する原因であり、これまで余震予測の技術が期待されてきた。まだ実際にこのAIを導入することはできないが、これまで3万回の余震位置を予測することができており、今後導入への期待が高まっている。

Googleは、余震の発生場所を予測するAIを開発している。韓国・英字新聞社 The Korea Heraldによると、AIの機械学習アルゴリズムを適用して、これまで13万回以上の地震データを予測する訓練を行い、3万回以上の余震位置の予測に成功したとのことだ。一般的に、地震の主要動のあとには余震がしばらく継続する。余震は復旧作業を著しく阻害するために、災害復旧の観点で、これまで予測に関する技術開発が必要とされてきた。

また、パキスタン・新聞社Business Recorderによると、Googleの研究者であるMartin Wattenberg氏は、「まだ地震予測にこのAIを導入するには時期尚早かもしれないが、地震予測技術の革新という意味では非常に意味のある一歩だ」と述べたという。今回、地震予測AIを発表したGoogleの研究チームPAIRは、研究論文を発表するだけではなく、技術革新に向けたAIのオープンソースツールを公開することを目標としている。機械学習が軸となる災害対策技術は、今後ますます発展していく見込みだ。