Google AI 眼疾患スクリーニングと治療法を提案

Photo by iStock
最新ニュース

Google傘下のAI企業Deep Mindは、眼科専門医と同等の診断・スクリーニング能力を持つ網膜画像診断システムを開発した。このシステムは、50以上の眼疾患を94%の正確性をもって診断することができるほか、病態に応じた適切な治療法を提案することができる。

米メディアCNETによると、2年前に開始したこのプロジェクトでは、失明に至る疾患をごく早期に発見することを目標とし、匿名化された数千の網膜画像を用いてAIに学習させたという。眼科医Pearse Keaneは、「撮影される網膜画像は年々増加しており、現在の専門医数では読影が追いつかない」と話し、AIの役割が今後さらに大きくなる可能性を指摘している。

世界的な高齢化の進行に伴う眼科疾患の急増と、それによる保健医療経済の圧迫は、各国で大きな問題となっている。Deep Mindによると、「今後このシステムを利用し、何らかの症状が出る前にリスクを予期し、発症を予防できるようにする」としており、英国内の病院と連携してさらに研究を進める意図を明らかにしている。