中国でAIニュースキャスター誕生 仕草や表情、読み上げはプロ顔負け

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中国・新華社と検索エンジン会社Sogouの共同開発により、世界初のAIニュースキャスターが誕生した。このAIは、実在する人をモデルにしており、仕草や表情がリアルなだけでなく、読み上げ機能はプロフェッショナル同様の出来栄えだという。SiriやGoogle AssistantなどのAIアシスタントは世界的に有名だが、今回はその一歩先を行く開発であったと言える。

世界初のAIニュースキャスターが、11月8日、中国東部の浙江省で行われたWorld Internet Conferenceでデビューを果たした。インド・ファイナンシャルメディアLivemintによると、このAIニュースキャスターは、中国・新華社と検索エンジン企業Sogouが開発したが、実在のニュースキャスターをモデルにして表情や言動などを模倣するようにプログラムされたという。さらにニュース番組などから機械学習を通してモデリングし、プロフェッショナル顔負けの原稿読み上げを実現した。

中国・AIテクノロジーメディアSynced Globalによると、世界の代表的なAIアシスタントとしては、AppleのSiri、Google Assistant、SamsungのBixby、MicrosoftのCortanaなどが挙げられる。IBMのAI・Project Debaterは、人とのライブ公開討論に参加して、4分間の声明を発表、4分間の反論、そして2分間の議論要約などを行ったが、今回のAIニュースキャスターのように表情や言動をモデリングする機能は持っていなかった。いまだAIアシスタントが人間の知能を超えたとは言えないが、今後、AIアシスタントには人口総合知能(AGI)の導入が見込まれており、そうなるとAIマシンが人間を上回る日が来るかもしれない。