フランス AIの学際的研究機関を設立

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11月6日、フランスで、AIの学際的研究機関(3IA)となる4つの機関が選定された。選ばれたのは、グルノーブル、ニース、パリ、トゥールーズの4機関だ。これらの機関には、AI開発や他分野との連携のため、4年間で総額1億ユーロ(約130億円)が投じられる。機関の設立は、フランスのAI戦略の鍵となる。

今回の予備選考には、合計12機関から応募があり、審査は世界各国のAIの権威によって行われた。選ばれた機関の共通点は、健康アプリケーションを開発しようとしている点だ。この分野はAIの活用が特に期待されている。また、4機関のうち3つは、環境に関するプロジェクトも進める予定だ。仏LesEchos.frによると、政府のAI戦略責任者、ベルトラン・パイエ氏は、「審査においては、産業への貢献度合が重要視された」と述べている。プロジェクトは企業と連携し、資金援助を受けて進められることもあるためだ。

4機関は、正式に認定を受けるため、1月15日までにより詳細な資料を送り、予備選考と同様にAIの権威による最終選考が行われる。仏L’USINE NOUVELLEによると、あるプロジェクト関係者は「当局との議論を見る限り、最終選考で承認されないということはないだろう」と述べているという。