IBM Watson作成の脚本によるCMが登場

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IBM Watsonをベースにした人工知能が自動車メーカー「Lexus」のコマーシャル脚本を執筆し、その映像が公開された。このCMは「直感による運転」というタイトルで、「The Last King of Scotland」の監督ケビン・マクドナルド氏が監督を務めた。

米オンラインメディアitpro によると、映像は1分程度の長さで、熟練の職人が世に送り出した新型Lexusが破壊されそうになるが、緊急停止システムが突然作動し、破壊の危機を免れるという構成だという。AIが書いた脚本を人間が撮影するというこのCMの制作スタイルは、新型Lexusにおける自動運転アシスタント技術とドライバーの関係性を強調するために選ばれた方法だという。

米オンラインメディアHuffingtonpostによると Watson は、カンヌライオンズ賞を獲得した過去15年分のCMのデータを利用し、視聴者への宣伝効果が高い映像を学習したという。Watsonが完全に脚本を生成したわけではなく、人間のスタッフがWatsonの構想を元に作成している。監督のマクドナルド氏は、「AIが機械の直感に基づきアイデアを練り上げ、発表したという事実は、デジタルプラットフォームにしては非常に感情的な反応でした」と語っている。