AIが都市の地下空間の測定に貢献

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11月28日、中国航天科工集団の第三研究院は、中国初の地下空間立体探知型レーダー「鷹の目-A」の開発に成功したことを発表した。パイプライン検知の精度は90%を超え、誤報率は5%以下だという。これについて、中国新華社は、AIが地下探知においても見事に威力を発揮することを示す出来事だと報じている。

都市化の進行に伴い、地下空間の安全に関する問題はますます中国で顕著になっている。老朽化が進行するパイプラインと路面は数えきれず、地盤沈下やガス漏れなど、都市では目に見えないたくさんの危険が存在している。そこで、「鷹の目-A」は、地面や設備に損害を与えることなく、地下6メートルほどまでの情報をタイムリーに、俯瞰的に把握し、都市の地下空間の安全を守る役割を担う。

「鷹の目-A」は安全以外でも役に立つことが多い。地下の情報を自動的に記録・分類することで、データ解析の作業効率と精度の大幅な向上に寄与した。また、地上と地下の座標を合わせることにより、都市空間を地上と地下を合わせた一つの「地図」として管理することを可能にし、中国の都市管理レベルの向上にも貢献している。