Amazon AI搭載のラジコンカーを発表

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Amazon Web Services(AWS)は、ラスベガスで開催中のre: Invent2018において、1/18スケールのAIラジコンカー「DeepRacer」及びそのレースリーグの開設を発表した。DeepRacerは、「Reinforcement Learning」という学習機能を搭載したマシンで、販売価格は事前予約で249米ドル、通常価格(2019年3月6日発売)で399米ドルとなる模様だ。

米メディアWIREDによれば、このReinforcement Learningは、試行と失敗の繰り返しを通じて習得するスキルを取り入れる技術だという。マシンが一種の仮想モチベーションのようなものに導かれる仕組みで、例えば「スコアを最大化させよ」「落とすことなくモノを持ち上げよ」などの目標を与え、何度も繰り返し挑戦させることで、徐々に成功に近づくというものだ。AWSは、この技術を産業面にも活かせると考えている。天候の変化や電力需要の解析による風力発電効果の最大化、港湾における貨物の格納、船積みの優先順位付けなどがこれにあたる。

また、インドネシアメデイアTheJakartaPostによると、このReinforcement Learningは、自動運転にリアリティを持たせ、環境の変化に適応するようソフトウエアを「訓練」する技術だともいう。DeepRacerにはHDカメラが搭載され、デュアルコアのインテルプロセッサにより、Reinforcement Learningを駆使して自動運転を行うことができる。AWSはDeepRacerリーグを開設し、翌年開催のre:Invent会議で、チャンピオンシップ杯への出場権をかけたレースの提供を計画している。