MITが3DプリンターとAIの技術で絵画を再現

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マサチューセッツ工科大学コンピュータサイエンス・人工知能ラボ(CSAIL)は、3Dプリンターと人工知能によって絵画を再現することができるシステムを開発した。この「RePain」と呼ばれるシステムは、どのような照明の状況においても、これまでにない素晴らしい色彩で作品を仕上げることで注目されている。

アメリカのビジネス雑誌Frobesによると、この新しいシステム「RePain」は、2つの方法で原画に近い色を再現するという。1つは「カラーコントーニング」という、透き通ったインクを何層にも重ねていく新しい技法だ。その後、もう1つの方法である「ハーフトーニング」で、インクのついた無数の小さな点を使い、色彩を表現する。この2つの工程において、たくさんある色の中からどの色を使うのかを判断するのが、CSAILのチームが訓練したディープラーニングプログラムだ。

「RePain」の商業的な事業展開に向けては、コスト面などから改善の余地があると、MITニュースは伝えている。しかし、美術品の価値が急速に上がり、一般人が目にすることのできない美術品が増えてきている中で、人々が、安価で本物とほぼかわらない美しい絵画を楽しめる日が訪れることが、近い将来、期待されている。