フランス AI研究戦略を発表

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11月28日、フレデリック・ヴィダル高等教育・研究・イノベーション大臣と、ムニール・マジュビ、デジタル担当副大臣は、AI研究戦略を発表した。これによると、フランスでは今後2022年までに、AI研究戦略に国家予算6億6500万ユーロ(約854億円)が投じられる予定だという。

戦略の概要と予算の内訳は次の通りだ。まず、フランスのAI研究の要となるAIの学際的研究機関(3IA)に、2億ユーロ(約257億円)が投じられる。3IAとなる4機関は、11月に選定されており、来年、正式に認定される予定だ。また、政府はAI分野の人材確保・育成にも力を入れており、AI専攻の博士課程の学生数を現在の2倍にすることを目標としている。研究設備の面では、AI研究に必要なスーパーコンピュータの設置に1億1500万ユーロ(約148億円)が充てられる。さらに、AI研究費として、フランス国立研究機構に1億ユーロ(約128億円)、他国、特にドイツとの協力研究のために1億1500万ユーロ、民間企業との共同研究のために1億3000万ユーロ(約167億円)が投じられる。仏numeramaによれば、政府は中小企業などと連携し、50の研究所を設置したいと考えているという。

仏LA TRIBUNEによると、高等教育・研究・イノベーション省は、「フランスの目標ははっきりしている。ドイツと協力して、EUがAI競争において中国やアメリカと肩を並べられるようにすることだ」と説明したという。