NVIDIA AIで仮想世界を創り出すための新たな研究を発表

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NVIDIAは、モントリオールで行われたNeurIPS 2018カンファレンスにおいて、ビデオ映像を使ってAIに現実世界のオブジェクトを自動学習させることで、木々や車、建物などをレンダリングする技術を開発したことを発表した。

これまで仮想空間のオブジェクトを作成するには、開発者が個々にモデルを開発する必要があり、時間と費用が掛かることが課題とされていた。今回開発された技術により、ゲームやバーチャルリアリティのための仮想世界が、従来よりも迅速に構築できるようになるかもしれない。

米メディアTHE VERGEによると、カンファレンスでは、研究成果の1つとして、ドライブゲームが発表された。このゲームでは、「都会のシーンを走行すること」が体験できるという。シーン内のコンテンツは、従来のグラフィックスエンジンで生成された3D画像を動画に変換するニューラルネットワークを使って構築されている。NVIDIAのディープラーニング応用研究担当バイスプレジデント・ブライアン カタンザーロ(Bryan Catanzaro)は、「今回開発したニューラルネットワークは、コンピューターグラフィックの構築方法を変えていくだろう。この技術を使うことで、開発者は従来に比べてわずかなコストで、仮想空間を構築することができるようになる」と述べている。