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オランダ・アイントホーフェン空港内にCOVID-19検査施設がオープン

アラブ首長国連邦・ドバイに本拠を置くEcolog Internationalは、アイントホーフェン空港内にCOVID-19テストセンターを開設することを発表した。このセンターでは、飛行機の搭乗者だけでなく、市民・居住者までを対象としたPCRの実施施設となり、デジタルプラットフォームを活用した高度な最適化システムに注目が集まっている。

Ecolog Internationalが3日公表したところによると、本施設は同社のEco-Care Solutionに基づくもので、既にルクセンブルクへの導入ではCOVID-19の国家的検査体制の構築に役立てられているという。検査プロセスはワークフローにとって高度に最適化されており、検査希望者はDas-Labアプリを介した予約登録とスケジュール確認が可能であるほか、検査結果はセキュアなプラットフォーム上で迅速に確認することができる。

Ecolog International CEOのAli Vezvaei氏は「アイントホーフェンでCOVID-19のテストサービスを提供し、スクリーニングと診断ソリューションで人々の安全に貢献できることを誇りに思う。第二波リスクを最小限に抑え、さらなる経済的・社会的被害の回避に役立つだろう」とする。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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