AIを利用した創薬に関するサミットが開催

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アメリカの企業Corey Lane Partnersは、AIを利用した創薬に関するサミット「The AI Applications in Biopharma Summit」を開催した。議論の内容は、研究を進める上での障壁や問題点を中心に、AIと生命科学が今後どのように関わり合っていくかを考えるというものだった。

Linked inによると、このサミットはAIを利用した創薬に関わる各研究グループや企業のトップが集まり、実際の体験談などに基づいて現状の問題点や改善策を話し合うというもので、研究者はもちろん、研究への出資者にとっても有意義なサミットだったという。サミット中に複数の話者が口を揃えて主張したのが、データの重要さである。創薬分野において、AIは過去に起こった反応や副作用に関するデータを学習した上で、新しい反応の結果を予測するものがほとんどである。すなわち、質が高く信憑性の大きいデータを多く持っている企業は、研究を正確でスピーディーに行うことができ、将来も有望である。

また、Forbesの記事によると、製薬会社であるsanofi社代表のMilind Kamkolkar氏は、各企業や研究室間で大事なデータを機密にするよりも、AIに関するデータは共有して利用したほうが研究がスムーズに進むだろうと述べたという。最近では機密情報を守ったままAIに関するデータを共有できるようなシステムも開発されており、今後のAIを利用した創薬の新しい形となるかもしれない。