DeepMind社 タンパク質の構造を予測するAIを開発

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Googleの傘下でAIに関する研究を行うDeepMind社が、生体を構成する物質であるタンパク質の構造を高精度で予測するAI技術を開発した。このAIは「AlphaFold」と呼ばれ、世界中の研究者がタンパク質の構造を予測する大会で1位を獲得するなど、他社システムに比べて正確な予測が可能となっている。

タンパク質は生体のほとんどの部分を構成している物質で、様々な種類のアミノ酸が大量に結合し形成されている。さらに、構成するアミノ酸同士の結合によってタンパク質が折りたたまれることで、生体内におけるタンパク質の機能が決定する。MIT Technology Reviewによると、今回DeepMind社によって開発されたAlphaFoldは、アミノ酸配列からタンパク質の折りたたみ構造を短時間・高精度で予測するというもので、生体内のタンパク質に作用したり、タンパク質を中心に構築される医薬品の開発をより容易に行えるようになるという。

AIを開発したDeepMind社は、自社サイトにて、今回の研究によってAIが科学において非常に有用であることが証明できたと述べている。また、これからは製薬研究以外にも、様々な分野においてAIを活用することで、研究の発展が望めるだろうとも語っている。