ニュージーランドの先住民・マオリ族の健康増進に主眼を置いたAI学会開催

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ニュージーランドの先住民・マオリ族の健康増進に主眼を置いたAI学会が、1月18日および19日の両日、オークランド工科大学内で開催された。「Hack Aotearoa」と名付けられた同学会は、米MITやハーバードなどの著名研究者、現地のデータサイエンティスト・医師らによって主催され、最新のテクノロジーが多く紹介されたことでも話題を呼んだ。

ニュージーランドのウェブメディアScoopの報道によると、この学会の主体は、ニュージーランドのビッグデータを利用したAIアプローチによるテクノロジーと、それに関連した研究成果の紹介であり、多くがマオリ族の健康と幸福の増進を目的とするものであったという。また、学会運営にはニュージーランド政府も後援しており、テクノロジーによる健康改革を強く進める姿勢は明白だ。

ニュージーランド国内のあらゆる健康関連統計において、マオリ族と他民族の健康格差は明確に示されており、少数民族が被る社会問題として広く知られている。BizEdgeは、あらゆる専門職が共同してビッグデータを取り扱うことで、テクノロジーの恩恵を最大化できると報じており、多面的なアプローチをまとめる場としても、本学会が大きな役割を果たすことが期待されている。