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COVID-19の画像診断 – クラウドベースのAIシステムをインドで実現

CT画像から新型コロナウイルス感染症の診断を行うAIアルゴリズムを、ウェブインターフェイスから利用できるようにする取り組みがある。

The Weekが8日報じたところによると、インド・パンジャブ州にあるLovely Professional University(LPU)の研究チームは、ウェブインターフェースへのインターネット接続のみで、COVID-19に関するCT画像読影を実現するAIシステムを開発したという。医療者は手元の胸部CT画像をウェブポータルにアップロードするだけで、中央サーバーに据えられたAIモデルの解析を受けることができる。

胸部単純レントゲン画像やCT画像から「新型コロナウイルス感染症を識別するAIアルゴリズム」が多く開発されているが、システムの大部分はローカル環境に構築され、リソースの利用ができるのは一部の医療機関に限定されていた。開発に携わったPrabin Kumar Das氏は「現状は特に、遠隔地・僻地におけるCOVID-19の検出と治療が難しい。国内どこからでもアクセスできる低コスト・高品質なシステムを構築したかった」としている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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