Fimmic社のAIプログラムで医学研究を強化

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2013年設立の医療AI会社Fimmicは、フィンランドのヘルシンキ大学内の研究所から派生した企業だ。彼らは、aiForwardという新たなAIプログラムを医学研究者に無償で提供し、新薬開発や病理研究の強化のために利用することを呼びかけている。

Digital Journalによると、この新しいAIプログラムはオープンソースで、AI利用により研究の向上を図りたいと考えている医学研究者のためにデザインされ、顕微鏡画像解析に注力したものだという。AIによって作業は自動化されており、画像データも迅速に分類・解析可能となる。FimmicのCEOであるKaisa Helminenは「aiForwardの目的は、AIを医学研究者たちに利用してもらうことで、AIを理論から実践へと前進させ、結果的に医学発達を促進することだ」と述べている。aiForwardを利用するにはFimmic社への申請が必要だが、承認されると同社のクラウド系セルフサービスAIツールであるAiforiaに無料でアクセスできるようになり、そこで専用のアルゴリズム開発が可能となる。

Business Wireによると、すでに6,000人以上の病理学者や研究者が、デジタル画像の共有と管理のためにAiforiaを使用しているという。Fimmic独自のAiforiaクラウドは、ディープラーニングに基づいた画像分析と高性能クラウドコンピューティングを組み合わせたもので、正確性、迅速性の面で研究者をサポートしている。今回、aiForwardが、このクラウドに強力なツールとして加わったことになる。