仏スタートアップ企業 CESで医療従事者向けチャットロボット型AIを開発

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仏スタートアップ企業Pososが、ラスベガスで行われたCESで、医療従事者を対象にしたAIを発表した。これは医療に関する質問を入力すると、AIがそれを理解し、答えが載っている資料の一覧をすぐに表示するというものだ。資料のソースはいずれも公式のもので、信頼性がある。

データサイエンティスト、エンジニア、薬剤師から成る開発チームは、機械学習によって自然言語認識のアルゴリズムを開発し、AIが質問を正確に理解できるようにした。このAIシステムは、検索バー、もしくはチャットボットの形でWeb上に組み込むことができ、モバイルアプリケーション上でも使用可能だ。

仏メディアticpharmaによると、Pososの共同設立者、エマニュエル・ビルボー氏は、過去に仏Tevaの23カ国の研究所で医療情報を扱った経験から、各国の医療従事者に対して均質な情報を提供することの難しさを指摘し、「情報を均質化する唯一の方法は、自動化だ」と述べたという。また、医療従事者からの質問は多岐にわたるため、Pososは現在、医療情報を抽出する取り組みをしており、資料の中から質問の答えとなる文や段落を抜き出せるように、開発を進めている。また、英語版やスペイン語版も開発する予定だという。