Cardiologs – シリーズAラウンドで1500万ドルを調達

循環器疾患診断に対するAIソリューションを提供するCardiologs Technologiesは、シリーズAラウンドとして1500万ドルの資金調達を行ったことを公表した。パリに本拠を置くベンチャーキャピタル・Alvenによって主導され、Cardiologsは2014年の創業以来2500万ドル以上を調達したこととなる。

医療デバイスに関する情報発信を手がけるMassDeviceの報道によると、CardiologsのAIプラットフォームは、種々の心臓モニタリングデバイスからのデータ解析と迅速なレポート作成を行うことができるという。既に100を超える循環器疾患・病態を識別可能で、不整脈検出などに関しFDAの承認を得ているものも含まれる。今回の資金調達によって、北米及びヨーロッパでのマーケティング強化を通した市場シェアの拡大を狙う。

Cardiologs CEOのYann Fleureau氏は「ディープラーニングと臨床医学の融合を通して独自に構築したソフトウェアは、従来の手作業ベースの業務フローを刷新する。診断速度・コスト・精度をいずれも大幅に改善させることになるだろう」とする。本ラウンドにはAlvenのほか、Bpifrance、ISAI、Kurma Diagnostics、Idinvest Partners、及びParas Saclay Seed Fundなどが含まれている。

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TOKYO analytica
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て、東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。