高齢者サポートAIの「MyndYou」400万ドルの追加資金を調達

テルアビブとニューヨークに本拠を置くMyndYouは、AI Life Sciences Investments LLCが主導したラウンドで400万ドルの追加資金を調達したことを明らかにした。同社はこれにより、創業以降で計610万ドルの資金を得たことになる。

MyndYouは、CEOのRuth Poliakine Baruchi氏とCTOのItay Baruchi氏が立ち上げたAIスタートアップ。18人の従業員のうち11人がイスラエル、7人が米国で事業を進める。イスラエルメディアのCTechによると同社は、2000名の介護者からなる団体「Aging Life Care Association(ALCA)」との提携も公表しているという。MyndYouのアプリがALCAの管理ツールに統合される予定で、高齢者の歩行や音声パターンの変化を捉えることで医学的リスクを早期に検出することを目指す。

MyndYouのシステムは遠隔での患者コミュニケーションも実現することから、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「社会的距離の確保」と「治療計画の維持」を同時に達成することができるとする。AI Life SciencesのAvi Naider氏は「高齢者がリアルタイムで必要な治療を受けられるようにすることは、今最も求められるテクノロジーだ」と話す。

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TOKYO analytica
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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て、東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。