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インド・DYパティル大学 – 音声からCOVID-19を識別するAIツールを開発

ムンバイの理工系単科大学・DYパティル大学の研究チームは、スマートフォンを介した音声から新型コロナウイルス感染症を識別するAIツールを開発した。

Medical Dialoguesの報道によると、同ツールはローマ大学での検証において、300名に対して98%の精度で感染者を識別することができたという。本ツールは新しいデバイスの導入を必要としない簡便性、結果取得までに時間を要さない迅速性などから、感染者の補助的スクリーニング検査としての有効性が期待される。

開発プロジェクトを率いたSantosh Bothe教授は「同AIツールは現在イタリアで有効に利用されている」とし、新しいアプローチが実臨床ワークフローに取り込まれつつあることも明らかにした。バンガロールの他研究チームも、咳や呼吸音から感染者を識別するAIツールの開発に取り組むなど、今後同種の非侵襲的で簡便なスクリーニングツールの研究・開発が加速することが期待される。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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