英Imperial College Londonの研究チームは、新型コロナウイルスへの技術的対抗策立案に際する遵守項目などをまとめた研究論文を公表した。
Imperial College Londonのニュースリリースによると、新型コロナウイルス対策に向けた技術設計において、イノベーターが拠り所とすることで、より安全なシステムを迅速に構築するための遵守項目を明らかにしたという。論文中では、1. 個人としてどうCOVID-19対策に貢献できるか 2. 事業としての貢献方法 3.新しいサービスやデバイス、テクノロジーに対する規制 の3つのポイントを概説することから始まる。
同大学のUKRI Centre in AI for HealthcareのディレクターであるAldo Faisal博士は「イノベーターや法規制の専門家は気付いていないが、プロセスを劇的に高速化するアプローチが存在している」とし、枠組みの明確化と適切な情報提供によって、技術革新を安全に高速化することができる可能性を強調する。