ポーランド シレジア工科大学に27億円規模の遠隔医療研究施設

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COVID-19のパンデミックを経て、感染リスク軽減のための遠隔医療はトレンドのひとつとして注目され続けている。

ポーランドの新聞社Warsaw Business Journalの報道によると、国内の都市ザブジェにあるシレジア工科大学のキャンパス内に、フィリップス社との共同投資で1億PLN(約27億円)相当の医療センターが建設されている。同医療センターでは、遠隔医療分野での革新的な技術開発に焦点が当てられているという。

フィリップス中東欧諸国担当の最高責任者Reinier Schlatmann氏は「遠隔医療は過重負担となった医療にとって大きなチャンスです。高齢化と限られた医療資源に対して改善策の導入が必要です」と語る。同センターではAIや医療情報関連の研究開発も行われ、シレジア工科大学とフィリップス社の両者における知的ポテンシャルと経験が結集される。

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TOKYO analytica
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て、東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。