Arterys – 7回目のFDA承認と2,800万ドルの資金調達

米スタートアップのArterysは、ウェブベースの画像診断プラットフォームで知られる。同社はこのほど、通算7回目となる米食品医薬品局(FDA)による承認と、シリーズCラウンドとして2,800万ドルの資金調達を行ったことを公表した。

Arterysが先週行ったプレスリリースによると、今回得た資金はArterysエコシステムの強化に主として充てられるという。具体的には、同社のAIプラットフォームをアプリケーションパートナーに向けた拡張を行うことで、1. 臨床グレードのAIアプリケーションを提供するパートナー群の取り組みを加速させる 2. 臨床医が単一のインターフェイスから、自身のワークフローに容易にAIを統合できるようにする ことを目指す。

Arterys CEOのJohn Axerio-Cilies氏は「私たちはAIが臨床ワークフローに取り込まれる方法そのものを変革している。実際、私たちが立ち上げたクラウドプラットフォームは、数千のAIモデルを統合する可能性すらあり、世界中の医療機関がこれを利用できるようにしていきたい」とする。

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TOKYO analytica
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て、SBI大学院大学客員准教授、東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。