医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例キヤノンメディカルシステムズUSA - Zebra Medical Visionと提携しAI画像診断を提供

キヤノンメディカルシステムズUSA – Zebra Medical Visionと提携しAI画像診断を提供

キヤノンメディカルシステムズの北米拠点 Canon Medical Systems USAについて、以前にはCT画像を再構成する独自AI技術のFDA承認を紹介した(過去記事)。同社はこのほど、イスラエルの医療AIスタートアップであるZebra Medical Visionと提携し、新しい画像解析ソリューションの提供を開始することを公表した。

Canon Medical Systems USAが11日行ったプレスリリースによると、同社はZebra Medical Visionとの提携により、自動画像解析システム「AI1」を導入することを明らかにした。AI1はクラウドベースの画像解析ソリューションで、脳・肺・循環器・骨をはじめ多様な対象臓器を種々の画像モダリティから評価し、トリアージとリスク分類を行えるオールインワンAIパッケージとして知られる。

Canon Medical Systems USAのSatrajit Misra氏は「Zebra Medical Visionとの提携により、AIテクノロジーの活用を介した、画像診断技術革新へのリーダーシップとコミットメントの強化につなげる」とする。Zebraの技術がキヤノンメディカルの製品に統合されることによって、AI画像診断が現場のワークフローに組み込まれたより身近なものとなることも期待されている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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