医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例医療系AIスタートアップ・ベンチャー企業の動向中国Tencent - 医療AI開発におけるワンストップ・プラットフォームの提供へ

中国Tencent – 医療AI開発におけるワンストップ・プラットフォームの提供へ

中国のIT大手・Tencent(騰訊)は、近年ヘルスケア領域への進出を加速させている。10月19日から22日に渡って開催される「China International Medical Equipment Fair」では、2つの新製品を公表し大きな話題を集めている。

BioSpectrumが20日報じたところによるとTencentは、医療画像を含む医療データの共有ツール、および医療AIアプリケーションのワンストップ・プラットフォームを公開した。前者は患者・医療者間の医療データ共有を強化するもの。患者は自身の医療画像や各種検査結果を一元管理し、病院間の情報共有をツール上から承認できるため、不要な重複検査を回避し医療の効率化に資するものとなる。後者はTencent AIMIS Open Labと名付けられ、AI開発と運用にかかる全プロセスを単一のプラットフォーム上で完結するもので、医療AIに関するエコシステム構築を狙う。

現在、Tencentの医療クラウドプラットフォームには23の製品が設定されるなど、急速な業界進出を推進する。米中のAI開発競争が激化するなか、中国を先導するITの雄は、ヘルスケアという大規模マーケットを次世代戦略の中核として見据えている。

TOKYO analytica
TOKYO analyticahttps://tokyoanalytica.com/
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
RELATED ARTICLES

最新記事

注目の記事