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体重増減パターンが認知症リスクを予測

ライフコースにおけるBMIの変化パターンが、新たな認知症リスク指標となる可能性が明らかにされた。研究成果は15日、Alzheimer’s & Dementiaから公開されている。

米ボストン大学医学部の研究チームは、フラミンガム研究(米国屈指の大規模コホート研究、1948年から続く)のコホートデータベースを利用し、「生涯を通したBMIの低値傾向」が最も高い認知症リスクと関連していることをトラジェクトリー解析により明らかにした。さらに、若年期にBMIが上昇し、その後次第に低下するサブグループが最も高リスクであるとしている。

研究者らは、身近なリスク指標である体重パターンのモニタリングにより、認知症リスクと疾患進行の軌跡を捉えられる可能性を指摘し、早期介入実現の観点からも潜在的な臨床的有効性が高い点を強調している。

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