care.ai – 「スマートケア施設」の実現に向けて

病院や介護施設向けにAIプラットフォームを提供し、「スマートケア施設」の実現を先導する米care.aiはこのほど、Google Cloudとの継続的な連携を開始したことを明らかにした。これに基づき、care.aiの一連のソリューションはGoogle Cloud Marketplaceで利用できるようになる。

同社のAIプラットフォームは、インテリジェントモニタリングとバーチャルケアワークフローを組み合わせるもので、具体的には日常ケアにバーチャル看護やバーチャル回診を取り込むことを可能にし、対面ケアのみに終始しない次世代型ケアモデルを提唱している。care.aiは既に1,500以上の施設に導入され、現場からの高い評価を獲得している。

care.aiのプラットフォームは特に、厚い労働投資が必要となる看護ケアプロセスの自動化・効率化に着目する。2030年までに100万人以上の新しい正看護師が必要とされる米国の医療現場において、AIを用いたケアモデルの抜本的な見直しによってこの深刻な課題をクリアしようとしている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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