病院や介護施設向けにAIプラットフォームを提供し、「スマートケア施設」の実現を先導する米care.aiはこのほど、Google Cloudとの継続的な連携を開始したことを明らかにした。これに基づき、care.aiの一連のソリューションはGoogle Cloud Marketplaceで利用できるようになる。
同社のAIプラットフォームは、インテリジェントモニタリングとバーチャルケアワークフローを組み合わせるもので、具体的には日常ケアにバーチャル看護やバーチャル回診を取り込むことを可能にし、対面ケアのみに終始しない次世代型ケアモデルを提唱している。care.aiは既に1,500以上の施設に導入され、現場からの高い評価を獲得している。
care.aiのプラットフォームは特に、厚い労働投資が必要となる看護ケアプロセスの自動化・効率化に着目する。2030年までに100万人以上の新しい正看護師が必要とされる米国の医療現場において、AIを用いたケアモデルの抜本的な見直しによってこの深刻な課題をクリアしようとしている。
関連記事: