AIによる心臓病診断システムを臨床現場に導入

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医学研究を行うBay Labs社は、医療機器を製造しているEdwards Lifesciences社と共同で、AIを用いて心臓疾患を発見する研究を行うことを発表した。今回の研究では、Bay Labs社が開発したEchoMDというAIシステムが使われる。画像認識を通じて体内の検査や疾患の診断を行い、疾患の診断精度を向上させるのが研究の目的だという。

Medical Devicesによると、Edwards Lifesciences社は、心臓疾患を抱える患者への症状管理や治療法提示などを目的とした「CardioCare」というクラウドベースのプラットホームを提供している。今回の共同研究は、エコー検査の結果を分析して心臓疾患の検査を行うEchoMDとCardioCareを統合し、実際の医療現場で用いることが目的である。そうすることで、EchoMDで過去の検査結果まで分析し、効率的にデータを管理できるようになると同時に、患者により適切な診断結果を提供できるようになるという。

この発表に関して、スウェーデン病院でエコー診断の研究を行うMadalina Petrescu博士は、疾患診断の精度を上げるためには、まずエコー検査の精度を上げなければならないと述べた。また同氏は、Edwards Lifesciences社のCardioCareは、エコー検査の変動性を抑えるのに非常に役立っているが、今回さらにEchoMDが導入される事で、心臓疾患の診断の精度が上がるのではないかと期待を示した。