ヘルスケア分野のAI産業、2024年までの成長率は「年48%」

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Energias Market Researchの調査によると、ヘルスケア産業におけるAI分野の全世界の市場規模が、2018-2024年の期間で48.7%の年複利成長率となることがわかった。具体的には、2017年に12.2億ドルの規模であるのに対し、2024年には199億ドルとなる見通しだ。

マーケットが成長する要因としては、医療分野におけるAIに関する研究開発が増えていること、そして医師の数が全体的に不足していること、またより適切な薬を処方することへの需要が高まっていることが挙げられる。一部の地域では、すでにAIデバイスが医療現場に導入されているところもあり、AI技術への設備投資が加速している。

地域別にヘルスケアのAI市場を比較すると、現在は北アメリカ地域が最大のシェアを占めており、ヨーロッパ、アジア太平洋の順に続く。しかし2018-2024年の間で、成長率が一番高いのはアジア太平洋地域との見通しだ。米メディアGlobeNewseireが報じたところによると、アジア太平洋地域は、医療関係者の数が十分でないことや、ICT企業やスタートアップが盛んであるといった特徴があるという。それと連動するように、政府がイニシアチブをとり、国を挙げたAI活用を推し進めていく動きもあり、こうしたことがアジア太平洋地域において、市場が拡大する要因となっている。