韓国・JLK Inspection CEマークの認証を取得

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AIを利用した医用画像の診断プラットフォームで知られる韓国・JLK Inspectionは、同社が開発した2点の画像診断ソフトウェアについて、CEマークの認証を取得したことを公表した。これにより、一定の安全基準条件を満たしたことが示されるとともに、EU加盟国における普及促進に繋がるものとみられる。

英メディア・COMPELOが先週報じたところによると、JLK Inspectionは、2点のMRI画像の診断ソフトウェア「JPC-01K」と「JBS-01K」について、CEマークの認証取得に成功したという。前者が前立腺がんの、後者が脳梗塞の診断を行うAIアルゴリズムであるとのこと。これらを含む37の画像解析ソフトウェアを搭載したプラットフォーム・AIHuBは、昨年JLK Inspectionが公開し、大きな注目を受けた(過去記事)。

同社は今回のCEマークの認証取得を足がかりに、米食品医薬品局(FDA)の承認取得、それに続く米国へのマーケット拡大を目論んでいる。また、グローバル展開を前に、Radiological Society of North America(RSNA)2019European Congress of Radiology(ECR)2019Consumer Electronics Show(CES) 2020などの主要学会・展示会への出展も予定している。

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TOKYO analytica
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1. M.Okamoto MD, MPH, MSc
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。専門はメディカルデータサイエンス。ロンドンでのベンチャーエンジニアを経て、英国内の大学で医療データベース研究に従事。

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防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。