医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例医療系AIスタートアップ・ベンチャー企業の動向マイクロソフト AI創薬におけるノバルティスとのパートナーシップを発表

マイクロソフト AI創薬におけるノバルティスとのパートナーシップを発表

米マイクロソフトは1日、AI創薬分野においてスイスの製薬大手ノバルティスと提携することを発表した。これに伴い、ノバルティスは新しいAI研究所を創設した上で、同社開発事業へのAI活用を急速に進める。

Microsoft News Centerの公表によると、この提携は複数年を見込み、共同研究事業をスイスのノバルティス本社、アイルランドのNovartis Global Service Center、英国のMicrosoft Research Labを中心に行うという。当初は3つの分野、1.加齢黄斑変性の個別化治療、2.遺伝子細胞治療、3.薬剤設計を取り扱う予定。

マイクロソフトCEOのSatya Nadella氏は「我々の戦略的提携関係は、ノバルティスの持つライフサイエンスへの高度専門性とマイクロソフトが誇るAIテクノロジーを融合させるものだ」とし、ヘルスケア領域、特に薬剤開発へのAI活用の優位性を強調する。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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