中国・北京に本拠を持つAIスタートアップInfervisionは、医療者が医療画像AIの価値を体感できるアプリ「InferTest」のリリースを発表した。Infervisionは医療画像解析特化のAIスタートアップで、既に300を超える医療機関に対してAIシステムの臨床導入を実現している。
AiThorityの報道では、来月米シカゴで開催される北米放射線学会議(RSNA 2019)にInfervisionはブース出展するという。ここではInferTestを含め、同社の肺がん診断支援ツールがどのように臨床現場に利益をもたらすかを実体験する場を提供するとのこと。また、臨床ユーザーと直接話す機会を用意し、AIシステムを利用した臨床業務の実際を知ることができる。
Infervisionは、”From the clinic, To the clinic”を信念としたR&Dに強くこだわり、臨床医のニーズに沿った革新的なツールを生み出してきた。同社のAIシステムは全世界に採用が進むほか、中国国内においても、いわゆる「ハイクラス病院」における導入率が圧倒的と、肺がんに関する画像解析AIではトップリーダーの地位を揺るぎないものにしつつある。