医療画像AIで知られるQure.aiは、新たに1600万ドルの資金を調達したことを公表した。
インドメディアLivemintの報道によると、出資者にはSequoia IndiaやMassMutual Ventures Southeast Asiaなどが含まれる。Qure.aiは2016年設立の医療AIスタートアップで、20カ国に拠点を持ち、700万件に及ぶ画像データを保有しているとされる。同社の頭部CT解析AIでは5種類の頭蓋内出血・頭蓋骨折・脳梗塞などをカバーし、「重大な頭蓋内病変を広範に検出する業界唯一のソリューション」と主張する。
Qure.aiのCEO・Warier氏は、調達した資金を更なる研究開発に充てることを明らかにしており、よりアクセスしやすいリーズナブルなヘルスケアの実現を目指す。