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豪Charles Sturt University – COVID-19の重症度を予測するAIモデル

オーストラリア・Charles Sturt Universityの研究チームは、医療画像と周辺情報からCOVID-19の検出とその重症度を予測するAIモデルの開発に取り組んでいる。

同大学が8日公開したニュースリリースによると、コンピュータサイエンス部門で教授を務めるManoranjan Paul氏がこの研究を率いているという。プロジェクトでは、胸部単純レントゲンや胸部CTなどの医療画像だけでなく、年齢や既往歴、呼吸様式などの多様なデータを含めたマルチモーダル学習によって適切なモデルの構築を図る。重症度評価手法のひとつ、Australian Triage Scale(ATS)を拠り所として、COVID-19の正確な重症度予測を実現することを目指す。

チームはこのパイロット研究を2020年末までに完了させるとしている。本プロジェクトの準備論文にあたる2報は下記の通り。

[1] Ulhaq, A, Khan, A, Gomes, DPS, and Paul, M, (2020). Computer vision for COVID-19 control: A survey.

[2] Horry, M J, Chakraborty, S, Paul, M, Ulhaq, A, Pradhan, B, Saha, M, and Shukla, N (n.d.). (2020). X-Ray Image based COVID-19 detection using pre-trained deep learning models.

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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