遠隔医療プラットフォームを提供する米Amwellは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う需要急増を背景に、大規模な資金調達に成功した。Allianz Xや武田薬品も加わった本ラウンドでは総額1億9,400万ドルを確保し、この資金はテクノロジーの向上と遠隔医療サービスの拡充に再投資するとしている。
Amwellが20日公表したところによると、新型コロナウイルス感染症の流行以降、1日あたり最大で45,000回のプラットフォーム利用があり、一部地域では前年比で1000%の増加を認めたとしている。Amwellの遠隔医療プラットフォームは2,000の病院、55の医療保険と提携し、1.5億人にサービスを提供する。Allianz XのCEOであるNazim Cetin氏は「さらにコラボレーションを深化させ、革新的ソリューションを世界に提供できることを楽しみにしている」と述べた。