ドイツ・バイエルン州ミュンヘンに本拠を置くSiemensは、米ペンシルベニア州およびニュージャージー州を中心に多数の医療機関を展開するGeisingerとの、10年間に渡る戦略的パートナーシップの締結を明らかにした。
Siemensが今週行ったプレスリリースによると、今回のパートナーシップ締結に伴い、同社はAI画像診断システムを含め包括的な技術提供を行っていくという。Geisingerは有効で効率的な地域医療システムの提供で広く知られているが、同時に先端医療技術の取り込みにも積極的で、米国におけるデジタルヘルスケアの草分けとしても認知される。
Geisingerは13の病院と2つの研究センターを有し、32,000人の従業員と1,800人もの医師を抱える。計150万人以上にケアを提供する地域医療の雄は、技術導入による更なる医療の質および患者体験の向上を見据えている。