医療画像に対するAIソリューションで知られる台湾スタートアップのDeep01は、世界的電子機器メーカーであるAsusTeKが率いるラウンドにおいて、270万ドルの資金を新たに調達した。
Tech in Asiaは22日、この資金調達ラウンドについて報じている。2016年に設立されたDeep01は、CT画像の解析AIを代表的プロダクトとしており、同社アルゴリズムは脳出血について93-95%の識別精度を有する。2019年には米食品医薬品局(FDA)の認証も取得しており、アジアの医療AI開発を先導する存在としても注目を集める。
Deep01のAIシステムは現在、台湾における6つの医療機関に臨床導入され、主として救急の場における画像読影をサポートしている。