韓国で医療AIソフトウェア開発を行うVUNOは、5つの製品でCEマーク認証を取得した。これにより、27のEU加盟国、および中東・アジア・中南米・アフリカなどのCEマークが認められる国々への商業展開が可能となった。
VUNOが24日公表したところによると、今回認証を取得したのは、VUNO Med – BoneAge、VUNO Med – DeepBrain、VUNO Med – Chest X-Ray、VUNO Med – Fundus AI、VUNO Med – LungCT AI の5つの医療画像解析ソリューションであるという。同社の多岐に渡る臨床研究成果が、CEマークの定める厳しい要件をクリアする足がかりとなった。
VUNO CEOのHyun-Jun Kim氏は「5つ全ての製品についてCEマーク認証を取得することが非常に重要であり、これによってVUNO Medシリーズのグローバルな供給を加速させることができる」とする。VUNOはエムスリーとの提携を通じた、日本国内での販売計画も明らかとしており、今後の動向にも大きな注目が集まる(過去記事)。